
我が国の学校給食は「学校教育活動の一環」です。
学校給食の始まりは明治22年とされていますが、本格的に行われるようになったのは
昭和21年からです。昭和29年には「学校給食法」が制定され、
各自治体には義務教育諸学校で実施するよう努力義務が課せられました。
今日では学習指導要領により、教育活動として明確に位置づけられています。

学校給食を確実に実施するためには次の条件が満たされなくてはなりません。
① 給食に必要な物資が安定的に確保されること
② 給食用物資はなるべく廉価であること
③ 物資そのもの・調理・配送・配膳いずれも衛生的で安全であること

給食用物資に関わる上記の必要条件を満たすために昭和30年、「日本学校給食会法」などにより
各都道府県に学校給食用物資を取り扱うための法人または同様の団体を設置することが
定められました。
それに基づいて各都道府県に財団法人○○給食会が設置され、滋賀県においても昭和32年に
「財団法人滋賀県学校給食会」が発足しました。平成24年3月23日付けで滋賀県知事の認定を
受け、平成24年4月1日に「公益財団法人滋賀県学校給食会」となりました。