学校給食用アルファ化赤飯について
特 徴
①現在給食を実施している学校及び共同調理場また委託炊飯工場であれば既存の設備と人員で炊飯可能です。
②本来セイロで蒸さないと出来ない赤飯(おこわ)が既存の調理釜及び炊飯器で簡単に、しかも短時間で失敗なく出来ます。
③洗米浸漬の必要がなく排水処理の心配がいりません。(洗米浸漬をしないで下さい。)
④通常の保管で変質したり、虫がついたりする心配がなく取扱いが楽です。
お米の成分
お米の主成分は水分(約15%)を除くと約90%が炭水化物であり、このほとんどがデンプンです。
デンプンは、ブドウ糖(グルコース)がいくつも結合したもので、アミロースとアミロペクチンという2つの種類があります。アミロースが多いほど硬く、粘りが少ないご飯になります。
デンプンは、ブドウ糖(グルコース)がいくつも結合したもので、アミロースとアミロペクチンという2つの種類があります。アミロースが多いほど硬く、粘りが少ないご飯になります。
もち米とうるち米の違い
同じお米なのに、どうしてうるち米は炊飯し、もち米は蒸すのか?
この違いはデンプンの成分の違いで、もち米はアミロペクチンが100%です。もち米をちょうど良い硬さに炊飯するには加水が少なすぎ、うるち米のように均一に炊けません。また、炊飯と蒸すのでは出来上がったおこわの細胞の状態が全く違います。
アルファ化米とは
アルファ化米とは、炊飯米または蒸したお米から急激に水分を除くことで、精米水分(15%)以下にしたドライ米です。
大きな特徴は、お米のデンプンが炊いたご飯と同じ「アルファーデンプン」の状態であることです。だから、そのまま食べても消化吸収され、また、水分を吸収する力があるため少ないエネルギーでご飯へ復元します。さらに、水分活性が低いため、カビ、細菌などの微生物が増殖せず安全性の高いお米です。
大きな特徴は、お米のデンプンが炊いたご飯と同じ「アルファーデンプン」の状態であることです。だから、そのまま食べても消化吸収され、また、水分を吸収する力があるため少ないエネルギーでご飯へ復元します。さらに、水分活性が低いため、カビ、細菌などの微生物が増殖せず安全性の高いお米です。
蒸らしの重要性
資料提供:アルファー食品株式会社