湖っ子食育推進支援事業実施要綱
(一部抜粋)
1 趣旨
学校・家庭・地域の三者が連携して、学校給食を通じ、児童・生徒が生涯を通して健康に過ごすための望ましい食生活の在り方についての実践研究に関し、必要な事項を定めて食育推進事業を支援する。
2 事業の依頼
本事業は、滋賀県教育委員会(以下県教育委員会という)に事業の適切な運営が図られるよう指導と連絡調整を依頼して実施する。
3 内容
推進地域における食育の推進を図るため、栄養教諭又は学校栄養職員が中心となって、学校、家庭、地域の団体(PTA、生産者団体、栄養士会等)と連携・協力し、食育推進のための取組みを行う。
4 実施方法
(1)推進地域の選定
推進地域は下記の点に留意して、県教育委員会が推進地域を選定する。
① 推進地域は、原則として1市町の全域又はその一部とする。
② 推進地域は、栄養教諭又は学校栄養職員が配置されている学校又は配置されている地域とする。
(2)実践的取組みの実施
① 推進地域において上記3の取組みを行うに当たっては、下記の点に留意する。
ア 栄養教諭は中心的な役割を果たすものとし、学校栄養職員においては学校における食育関係者と連携、調整し役割を果たすものとする。
イ 事業目標及び成果の明確化を図るため、事業実施年度内において、事業開始時及び事業終了時にアンケート等の調査を実施し、事業目標の達成度、課題 改善方法等について評価すること。
② 推進地域においては、食育の推進を図る上で課題となることや推進したい取り組みを下記の例を参考に2項目設定し、実践的取り組みを行うこと。
(取組テーマ例)
- 各教科等における食に関する指導の充実のための取組み
- 地場産物または米飯を教材として活用した食に関する指導の研究
- 家庭・地域に対する効果的な働きかけの方策に関する調査研究
- 保幼小中学校と特別支援学校等との食育推進のための連携方策のあり方
5 実施期間
本事業の実施期間は、当該年度の1年間とする。