令和3年度滋賀県学校給食研究大会
令和3年度滋賀県学校給食研究大会 安全・安心な学校給食推進講習会
令和3年度滋賀県学校給食研究大会
(兼 安全・安心な学校給食推進講習会)
主題:『食育の推進と学校給食の充実』
期日:令和3年8月3日(火)
場所:栗東芸術文化会館さきら 中ホール
場所:栗東芸術文化会館さきら 中ホール
参加者:市町教育委員会関係者、校長、教頭、食育担当者、給食主任
栄養教諭、学校栄養職員、学校給食共同調理場関係職員、
学校給食調理員、学校給食会関係者、保護者、その他学校給食関係者
12:30~受付開始
13:00~開会行事・感謝状贈呈
13:20~説明 「学校給食における衛生管理について
~学校給食の衛生管理等に関する調査研究より~」
滋賀県教育委員会事務局保健体育課
13:30~講義「学校給食におけるHACCPに沿った衛生管理について」
滋賀県健康福祉部生活衛生課食の安全推進室
14:20~記念講演「子どもの口はふしぎがいっぱい」
国立モンゴル医科大学 歯学部 客員教授
歯学博士 岡崎 好秀 氏
今年度の大会は終了しました。ありがとうございました。
1.開会式
開会式では、後援いただいた教育研究会等の代表者にご臨席いただく中、主催者を代表して県教育委員会 森教育次長のあいさつがありました。
2.感謝状贈呈
〇公益財団法人滋賀県学校給食会
理事長感謝状 16名
学校給食の調理、その他の業務に7年以上従事し、それぞれの立場で、改善、向上に努め、多大の功績のあった学校給食関係者に感謝の意を表すもので、常務理事が感謝状および記念品を贈呈いたしました。
3.説明
「学校給食における衛生管理について
~学校給食の衛生管理等に関する調査研究より~」
滋賀県教育委員会事務局保健体育課 指導主事 竹中 希久代
調理場の設備や物品等の衛生管理について、注意すべきポイントを事例をふまえ説明されました。
現場に即した内容で勉強になったとの意見がありました。
4.講義
『学校給食におけるHACCPに沿った衛生管理について』
滋賀県健康医療福祉部生活衛生課食の安全推進室
主査 戸谷 理詩 氏
改正された食品衛生法や、HACCP、大量調理施設衛生管理マニュアルについても詳しく講義していただき、「わかりやすかった」「基本に戻って、安全安心な給食作りにつとめたい」「自分の調理場を見直すいい機会になった」などの声が寄せられました。
5.記念講演
『子どもの口は ふしぎがいっぱい』
国立モンゴル医科科学大学歯学部
客員教授 岡﨑 好秀 氏
ご専門は小児歯科、特に障がいを持つ子どもを中心として診療しておられます。治療終了時には、子どもを笑顔で帰すこと。すなわち「子どもの心に貯金をする」という理念の基に診察を行っておられます。「口は食物が入る最初の場所であるから、食物が変われば最初に変わるのは口ではないか」という視点で、小児の口腔の観察を続けておられます。
さらに、食物や食べ方と口腔機能の関わりや「生きる力」を育むための口腔機能の育成について研究を行っておられます。
講演では、色々な資料や映像を示していただき、口の健康や噛むことの意味、子どもの成長と食がもたらす影響など、記憶に残るお話をしていただきました。
参加者から「教育は最大のワクチンという言葉が心に響いた」「続きが気になる。もっと聞いていたかった」「興味深い話で引き込まれた」「視点を変えることが大切だと気付かされた」などの感想が寄せられ、大変好評でした。
6.閉会式
公益財団法人滋賀県学校給食会 小林常務理事から閉会のあいさつがありました。