平成25年度滋賀県学校給食研究大会
★県内の学校給食関係者約300名に参加していただきました★
開会式および表彰式 13:00~ | |
≪開会式≫ 開会式では、主催者を代表して、県教育委員会事務局 草野教育次長のあいさつがありました。 | |
≪表彰式≫ ・滋賀県教育長表彰 学校給食功労者 2名 ・公益財団法人滋賀県学校給食会 理事長感謝状 24名 |
実践発表 13:35~ | |
①「地産地消による農からの食育推進」 甲賀農業農村振興事務所 農産普及課 主幹 笠井 剛 氏 | 甲賀市・湖南市の学校給食向けに野菜を作るほ場を「食育畑」と名付けて、地産地消の拡大にむけての取組をされています。「食育畑」は通学路や幹線道路沿い を選び、「食育畑」の看板を立てることで、児童生徒に地域の農業などへの興味や関心を高める効果も期待されます。今後はさらに「食育畑」に取り組む生産者 と栽培面積を増やしていきたいとのことでした。 ※「食育畑」はJAこうかの登録商標とのことです。 |
②「生徒、保護者、教師が一体となって取り組む自立を目指した食育推進」 滋賀県立長浜養護学校 教諭 浅見 玄知 氏 | 高等部三年の生徒たちが、卒業後に自立した食生活を送れるよう「生活」の授業での「お弁当を作ろう!」をテーマにした取組を発表していただきました。 生徒たちが考えた献立が実際に給食で採用されるなど、学校全体での取組にもなっています。 さらに、家庭でも、調理したり、食事以外のことも自らしたりするようになるなど、いろいろな変化が見られたとのことです。 |
記念講演 15:00~ | |
『学校管理下における食物アレルギーへの対応 -教職員の共通理解を深めるために-』 東京女子医科大学 名誉教授 村田 光範 氏 | |
学校管理下における食物アレルギー事故を起こさないよう、また、起きてしまった時の対応について、詳しくお話していただきました。 食物アレルギーは「病気」であること、また、「アレルギー」は進行の程度が予測つかないものであり、ささいなきっかけで発症して死亡に至るケースもある と認識することが、食物アレルギーへの対応の第一歩であり、学校給食は食物アレルギーの児童生徒が他の児童生徒と一緒に日常的に食事をするので、特に注意 が必要であるとのことでした。 先生は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの今回の講演と同じ表題のDVDの制作にも携わっておられ、これらのDVDや書籍により、正しい情報を取り入れることも必要です。 このDVDは滋賀県学校給食会でも貸出しています。 | |
≪閉会式≫ 県教育委員会事務局スポーツ健康課橋爪参事からあいさつがありました。 | |
開催にあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。 |