平成24年度滋賀県学校給食研究大会
開会式および表彰式 13:00~13:30 | |
《開会式》 開会式では主催者代表として滋賀県教育委員会事務局の佐飛教育次長から開会のあいさつがありました。 | 《表彰式》 (学校給食県教育長表彰) 学校給食の普及と充実を図るため、特別に功労のあった学校給食関係者2名が表彰されました。 (学校給食県給食会理事長感謝状贈呈) 学校給食の業務に7年以上従事され、各々の立場において多くの功績のあったことを認め感謝の意を表すもので、今年度は14名に贈呈されました。 |
事例発表 13:35~14:45 | |
①「ねばり強く取り組む!まのきた健康教育」 大津市立真野北小学校 教諭 中濵 義明 さん 栄養教諭 中山 隆子 さん 食生活アンケートをもとに児童の実態を把握し、それをうけての取り組みを紹介していただきました。 給食の残食量を減らす取り組みの一つとして、骨付きの魚の食べ方を指導し、回を重ねるうちに、1年生のクラスでは全員が骨だけ残してきれいに魚を食べることができた事例などを紹介していただきました。 | |
②「給食センターと連携した食育の推進~よく噛もう病気にならない元気なからだ~」 竜王町立竜王中学校 教頭 木戸 妙子 さん 竜王中学校では食育の推進のため ●生活習慣から考える健康教育 (口・歯を窓口にした健康教育) ●給食センターと連携した食育推進 を大きな柱に取り組まれ、虫歯の減少のための取り組みや、学校給食と連携した食育の取り組みを発表していただきました。竜王中学校は平成22年度の調査では県内の中学校で一番虫歯の少ない学校となっています。 | |
③「食の自己管理ができ、生涯にわたり健康な食生活を実践できる生徒の育成~保健所と連携した取組を通して~」 滋賀県立安曇川高等学校 教諭 小宮 直 さん 3年前から実施されているという文化祭での食育に関するブースの様子を中心に発表していただきました。 保健所と連携し、測定、歯科、栄養、啓発などの各コーナーで専門家の指導、アドバイスを受け、生徒の食管理、健康管理に役立てようとする取り組みです。 年々参加する生徒が増えていること、調査により、食事や健康に改善がみられたことなど多くの成果があり、今後も継続していきたいとのことでした。 |
記念講演 15:00~ | |
『学校管理下における食物アレルギーへの対応 -教職員の共通理解を深めるために-』 東京女子医科大学 名誉教授 村田 光範 氏 | |
小学生、中学生、高校生など各年代による食事のポイントをお話いただきました。また、海老先生が長年関わって こられた県立彦根東高等学校野球部での食事サポートのお話では、食事が栄養摂取だけでなく、生活リズムを整える役割をはたし、それが競技にもよい影響が あったとのことでした。 この大会がロンドンオリンピック開催中だったこともあり、選手たちの食事サポート についても興味深く聞かせていただきました。オリンピック後のメダリストが、海老先生が以前所属されていた「国立スポーツ科学センター」での食事の話をす ることもあり、今回の日本選手団の好成績はこのような食事サポートが少なからず影響しているのだと、食事の重要性を改めて感じました。 アスリートだけでなく、普段スポーツをしない人にもとても参考になるお話でした。 | |
《閉会式》 滋賀県教育委員会事務局スポーツ健康課金山課長から閉会のあいさつが ありました。 | |
開催にあたりご協力いただきました皆様にお礼を申し上げます。 |